こどものスイミング

スイミングを中心にこどもの習い事を考えます

平泳ぎのキックの指導のポイント

こんにちは!スイミングコーチのたーさんです

今日は平泳ぎのキックの指導のポイントを紹介します

平泳ぎのキックを教えるときに壁を使っての腰掛けキックから教える人も多いのではないでしょうか?

もちろん間違いではないのですがデメリットもあります

①運動量がとれなくなる(泳いでない)

②壁際のコースが利用できないと教えられない

という点です

この対策を含めてポイントをお伝えします

運動のすべてに通ずることですが

「自分の身体を思った通りに動かせているか」が最も本質的で重要です

究極的に言うと身体をイメージ通り100%コントロールできればどんな運動でもスポーツでも最強です

しかしもちろんどんな人でも100%コントロールはできませんし、運動が苦手な子ほどコントロールが下手です

 

具体的な練習方法

「自分の目で見た動き」と「頭でイメージした動き」を「一致させる」ことです

壁での腰掛けキックなども基本的にこれが目的です

もう少し噛み砕いて言うと

自分の足を見ながら自分の足首に力をいれて曲げます

※極力90度をイメージ、指だけにならないように

まずは目で見ながら正確な動きをできるようにします

これができることがスタートです

あとは目で見た動きと感覚を一致させていきます

目をつぶってできるかどうかやってもいいですし、板キックで補助して声をかけながらしてもいいです

この考え方で指導をすると必ずしも壁が必要ないことがおわかりでしょうか?

 

いろんなところでレッスンをしていると様々な環境に対応せざるをえないことがよくあります

ぜひ指導力を上げていかなる状況にも動じず対応できるようにしていきましょう!

 

実は今日は触れてないんですが平泳ぎは足首以上に脚の引きつけ方が大切です

そちらはまた今度お話したいと思います

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

 

 

市民プールのスクールをオススメしない理由

こんにちは

スイミングコーチのたーさんです

 

今日は市民プールで開催されているスクールの闇と本来あるべき姿を考えたいと思います

まず市民プールとはコナミルネサンスのような民間ではない、自治体がもっているプールのことです

そういったプールは基本的に自治体から委託された民間の業者が代わりに管理運営しています

 

という前提をふまえた上で

市民プールのスクールのコーチは腐敗している場合が多いです

というのも自治体の代わりに委託管理している業者はスクールやスイミング指導への知見が少ないです

指導方法もそうですし、こどもたちへの接し方もです

※もちろん全員が全員そうではないしちゃんとしているところもあります

 

さらに、腐ったコーチがいても自浄作用が働きにくいです

通常の民間スクールであればいい加減なコーチや自社の指導方法に反するコーチは会社や上司からの指導が入り是正されていきます

ですが自治体から任されているだけのスクールではスクールの理念や軸となるものがなく腐ったコーチが放置されやすいんです

(委託管理することがメインの事業であるため)

 

管理している会社は数年に一回入れ替わることもあります

(おそらく入札してどこが取るか、みたいなシステム)

しかしスクールに通っているこどもたちや利用者さんはそのまま使います

システム面も急に大幅な変更はできないでしょう

必然、コーチもそのままになりやすいです

これも自浄作用が働かない原因です

 

そういう人間が力をもったり上の立場にいるんだから組織自体もお察し、というわけです

 

次は「腐ったコーチ」の定義をしていきます

ぼくが言う腐ったコーチとは

怒鳴ったり、キレたり、不機嫌だったり、こどもたちを傷つけたり

他にもいろいろありますが、要は指導者として不適格な人間のことです

 

いいコーチ→指導力も人間としても素晴らしい

ふつうのコーチ→指導力はそこそこ、人としてまとも

いまいちなコーチ→指導力そこそこ、人として尊敬できない

腐ったコーチ→指導力問わず人として最低

みたいなイメージです

ちなみに市民プールにはいまいちなコーチもたくさんいます

 

それぞれ感じ方、考え方はいろいろあると思いますが

基本的に「こどもたちをひとりの人間として尊重しない」人は最低です

コーチ関係なく腐っているとぼくは思います

 

 

最後に市民プールのスクールのあるべき姿を考えます

市民プールのスクールは学校教育に準じた指導をすべきと考えます

民間の企業は法律や条例さえ違反していなければ好きな指導をすればいいと思います

決めるのはお客さんなので(マーケット原理というやつです)

 

ですが市民プールは税金で成り立っており、文字通り市民のためのプールです

委託管理する会社もコーチもスタッフも、市民のために働いているといってもいいでしょう

水泳の技術習得も大切ですがそれ以上に

こどもたちがスイミングを楽しんでいる

めちゃくちゃ上手ではないけどある程度泳げていて健全な発育発達をしている

水泳を通じて運動やスポーツが好きになり、生涯の趣味や人と関わるきっかけになっていく

などが大切です

また、多種多様なこどもを包括するセーフティネットのような組織であるべきとも思います

障害や病気を抱えている子たちであったり運動が苦手な子でも楽しくスイミングできるように努力すべきです

通常のスイミングにはうまく通えない子でも、市民プールのスクールならちゃんと楽しく通えるようにあるべきです

こどもたちのためのスクールが増えますように…

 

 

長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございます!

また次回もよろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に使うな!仲介型個人レッスン業者の闇

こんにちは

フリーランススイミングコーチのたーさんです

フリーで活動するときに一番最初にやることといえば

・HPなどで集客して

・お客さんを見つけて

・レッスンをして報酬をもらう

の流れだと思います

 

その場合、基本的にはお客さんを探すのもヒヤリングするのもレッスンをするのも自分自身になると思います

担当するコーチ自身が最初から最後まで責任をもってやりとりするはずです

 

ですが世の中には集客だけをしてその辺のよくわからない適当な人にレッスンをさせる業者がいます

それがタイトルにも書いている仲介型個人レッスン業者です

 

彼らは綺麗なHPとGoogle検索で上位表示する力は持っています

ただし直接指導するコーチは「どこの誰かよくわからない人」なんです

もちろん良いコーチに当たる可能性もありますが…

 

もう少し詳しく仲介型のシステムを見ていきましょう

仲介業者の多くはまず業務委託契約でコーチを自社に登録させます

その後ZOOMなどでシステムや流れを説明

あとは案件があればメールや電話がきてレッスン依頼という流れです

一応名ばかりの研修のようなものはあるかもしれませんがコーチというお仕事は一朝一夕では身につきません

コナミルネサンスといった会社はひとりでレッスンできるまでに3ヶ月〜半年ほどかけています

少なくとも1時間程度のオンライン研修ではコーチと呼べるような代物でないことは明白でしょう

 

さらに当然報酬は中抜きしているのでコーチのモチベーションは低いです

お客さんは5千円前後お支払いしていてもコーチは半分ほどしかもらっていません

ここで温度差が生まれます

一方は「5千円も払っているのに」

もう一方は「個人レッスンで2千円程度か…」という感覚です

※個人レッスンの1時間の相場は4,000円〜8,000円ほどが多いです

移動や前後時間は報酬に含まれないので時給換算すると1,000円を切っちゃうんですよね

 

このシステムはコーチもお客さんも満足度が低く、仲介業者だけが美味しい思いをします

だから私はこの仲介業者が嫌いなんです

たくさんありますがよく出てくるのは

家庭教師ファースト

ナカイ予備校

スイミーSS

のような業者です

個人レッスンを使うときはこういった業者に依頼せず地元密着型でコーチの素性がわかるものにしましょうね

 

個人レッスンが必要か相談したいという方は私にご連絡いただければご相談に乗ります

いつでもご連絡ください!

https://lin.ee/NUAFPba

 

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!ではまた!