こんにちは
スイミングコーチのたーさんです
今日は市民プールで開催されているスクールの闇と本来あるべき姿を考えたいと思います
まず市民プールとはコナミやルネサンスのような民間ではない、自治体がもっているプールのことです
そういったプールは基本的に自治体から委託された民間の業者が代わりに管理運営しています
という前提をふまえた上で
市民プールのスクールのコーチは腐敗している場合が多いです
というのも自治体の代わりに委託管理している業者はスクールやスイミング指導への知見が少ないです
指導方法もそうですし、こどもたちへの接し方もです
※もちろん全員が全員そうではないしちゃんとしているところもあります
さらに、腐ったコーチがいても自浄作用が働きにくいです
通常の民間スクールであればいい加減なコーチや自社の指導方法に反するコーチは会社や上司からの指導が入り是正されていきます
ですが自治体から任されているだけのスクールではスクールの理念や軸となるものがなく腐ったコーチが放置されやすいんです
(委託管理することがメインの事業であるため)
管理している会社は数年に一回入れ替わることもあります
(おそらく入札してどこが取るか、みたいなシステム)
しかしスクールに通っているこどもたちや利用者さんはそのまま使います
システム面も急に大幅な変更はできないでしょう
必然、コーチもそのままになりやすいです
これも自浄作用が働かない原因です
そういう人間が力をもったり上の立場にいるんだから組織自体もお察し、というわけです
次は「腐ったコーチ」の定義をしていきます
ぼくが言う腐ったコーチとは
怒鳴ったり、キレたり、不機嫌だったり、こどもたちを傷つけたり
他にもいろいろありますが、要は指導者として不適格な人間のことです
いいコーチ→指導力も人間としても素晴らしい
ふつうのコーチ→指導力はそこそこ、人としてまとも
いまいちなコーチ→指導力そこそこ、人として尊敬できない
腐ったコーチ→指導力問わず人として最低
みたいなイメージです
ちなみに市民プールにはいまいちなコーチもたくさんいます
それぞれ感じ方、考え方はいろいろあると思いますが
基本的に「こどもたちをひとりの人間として尊重しない」人は最低です
コーチ関係なく腐っているとぼくは思います
最後に市民プールのスクールのあるべき姿を考えます
市民プールのスクールは学校教育に準じた指導をすべきと考えます
民間の企業は法律や条例さえ違反していなければ好きな指導をすればいいと思います
決めるのはお客さんなので(マーケット原理というやつです)
ですが市民プールは税金で成り立っており、文字通り市民のためのプールです
委託管理する会社もコーチもスタッフも、市民のために働いているといってもいいでしょう
水泳の技術習得も大切ですがそれ以上に
こどもたちがスイミングを楽しんでいる
めちゃくちゃ上手ではないけどある程度泳げていて健全な発育発達をしている
水泳を通じて運動やスポーツが好きになり、生涯の趣味や人と関わるきっかけになっていく
などが大切です
また、多種多様なこどもを包括するセーフティネットのような組織であるべきとも思います
障害や病気を抱えている子たちであったり運動が苦手な子でも楽しくスイミングできるように努力すべきです
通常のスイミングにはうまく通えない子でも、市民プールのスクールならちゃんと楽しく通えるようにあるべきです
こどもたちのためのスクールが増えますように…
長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございます!
また次回もよろしくお願いいたします